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購入本もろもろ

ちょっと前のことになるが中国経学の第九輯を購入した。春秋が少なかったので、ふつうの学ぶところの多い雑誌だった、という感想に止まる。

萬斯大の経学五書というのを購入した。萬斯大については前にふれたのでいいとして、彼の経学関係のまとまった文献を校点整理して出版したもの。繁体字で横書き。漢籍の横書きというのは、どうも読みにくい。特に気にならないものもある一方、妙に読みにくいのもある。それに気分によっても変わる。

ちなみに内容は学礼質疑、礼記偶箋、儀礼商、周官辨非、学春秋随筆の五つ。あと黄宗羲の墓誌銘と万経の行状、その他の伝記資料がついている。解説とかそういうのはほとんどない。まぁこんな本を読む人間はいちいち解説してもらわなくてもいいだろうから、それは特段欠点というに及ばない。全450頁もの大著であるにも関わらず、紙質の関係で、実に軽い。

読もうと思って買ったわけではなかったので(また使うかなと思って買っただけ)、ほとんど読んでいないから内容の善し悪しはよくわからない。ただごく稀に本文中にピンインがつけられている。音を区別する必要のあるものにつけたらしい。ほとんどないとはいえ、なかなか斬新な試みといえる。しかしこういう専門書でピンインとは興が削がれる。


なんとなくググっていたら「ぞうれっしゃがやってきた」というのがあった。像列車の話は有名だから知らないではないが、それ以上に、小学生のときにこの歌を歌わされたことを覚えている。今から考えると思想的に偏向のある公務員(世俗的に教師という)が主導していたのだろう。人権がすばらしいといいながら、批判的な小学生をひっぱたいていたことを思うと、どういうレベルの人間かしれるというものだ。

そういう気分の悪い奴のことはどうでもいいとして、ぞうれっしゃの話は、内容的にはともかく、なんとなく盛り上がるところがあったので、何かのおりにふれて思い出すことがあった。とはいえ、さすがにこれを買う気にもなれないので、そのままになっていた。久しぶりに耳にして懐かしかったので、ちょいと気に入っている6(悲しみの日=動物が射殺されるときの歌)だけ購入した。

もっとも、我々は人間だから、動物より人間を優先するのは当たり前で、戦時中に動物が危険だとわかれば(思えば?)殺そうとするのはごく当たり前のことといえる。もちろんこの歌の目的がそこにあるわけでないのは言うまでもないが。しっかし、この曲とともに意味不明な教員に対する侮蔑の念まで思い出されるのは不愉快だ。しかも公務員の発言内容を覚えていないので、憎悪の念だけがより一層強くなる。まぁ上のリンクで歌ってる人々と私が仲良くなれるとは思えないので、それはそれでいいのだろうけど。

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白箸翁傳

白箸翁傳

中納言紀長谷雄卿

貞觀の末、一老父有り、何人なるやを知らず、亦姓名を得ず。常に市中に遊び、白箸を賣るを以て業と為す。時人號して白箸翁と曰ふ。人皆相壓ひ、其の箸を買はず。翁自ら知るも、以て憂と為さず。寒暑の服、色變ぜず、其の形を枯木のごとくし、其の跡を浮雲のごとくす。鬢髪は雪の如く、冠履は全からず。人如し年を問はば、常に自ら七十と言ふ。時に市樓の下に賣卜する物有り、年八十なるべし。密かに人に語りて曰く、「吾嘗て兒童たる時、此の翁を路〔洛〕中に見れり。今と異なる無し」と。聞く者恠めり。疑ふらくは其れ百餘歳の人か。然れども持性寛仁、未だ曾て喜怒の色を見さず。放誕愼謹、時に隨ひ定まらず。人或は酒を勸むれば、多少を言はず、醉飽を以て期と為す。或は日に渉りて食せざるも、亦飢色無し。滿市の人其の涯涘量り知るを得ず。後頓に病みて市門の側に終ふ。市人其の久時相見に哀れみ、尸を移し東河の東に埋めしむ。後二十餘年に及び、一老僧有り、人に謂ひて云ふ、「去年の夏中、南山に頭陀せしとき、忽ち昔翁の石室の中に居り、終日香を焚き、法華經を誦するを見たり。近づき相謁して曰く、『居士恙無きや』と。翁咲ひ答へず去る。亦相尋ぬるも遂に在る所を失せり」と。余轉た此の言を聽き、猶虚誕を疑へり。然れども梅生死せず、松子猶生ずこと、古より既に有り。全く責むべきこと難し。亦恐らく消沒して世に傳はらず。故に聞く所を記し、來葉に貽すとしか云ふのみ。

『群書類従』巻第六十四

本朝文粋にもあったらしい。そっちを見ればよかった。

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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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