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四コマ+雑感

1.四コマ
2.怒らない云々
3.自由
4.四庫提要

※以下本文

1.四コマ

佐野妙さんの『森田さんは無口』第三巻を入手。カバーイラストが違うというので、特装版(DVDがついてる)と平装版を購入。特装版の方が白っぽい分、わたしの好みではあるが、平装版もじゅうぶん綺麗だ。そういえばAmazonで予約したところ、なぜか特装版だけ発売日前の25日に到着した(普通の方はきょう到着した)。なぜフライングしたのかは不明だけど。佐野さんのサイトで単行本購入者への「おまけ」あり。特装版の方は2つ、平装版の方は1つ。DVDはまだ見てない。

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2.怒る必要などない

というのは、ある種の人生観として悪いわけではないと思う。その人がそういう生き方をしたいのなら、そうすればいいし、それでうまくいくのなら、その人にとってそれでよかったのだろう。だからその人のそういう生き方は褒められこそすれ批判される必要はあるまい。

が、それはあくまでもそういう行為によって成功した人に対して与えられる評価であって、その行為によって失敗した人に対してでないのは当然にして、怒られないことによって伸びた人間や利得を得た人間という受け身の人間に対してでもない。ましてや怒らない上司を褒めることによって自分の失敗や不出来を帳消しにしようと考えるのであれば、それは全く評価の対象にならない。

4.自由

自由を叫ぶのは結構なことだが、不用意に民主主義を叫ぶのは危険だ。

5.四庫提要

四庫提要は大きく殿版と浙江本があり、浙江本は殿版の重刻本だと思っていたのだが、何年も前に読んだ本を読み返したところ浙江本と殿版は関係ないと書いてあった。もっともその人は別の研究者の論文に全面的に依拠していたので、その別の研究者の論文を見ないことには実際のところ正否がつかめない。

で、その研究書に1997年中華書局の整理本四庫提要は殿版を定本にしていると書いてあった。しかし中華書局の整理本って殿版だったかな?書虫のこの本を見ると浙江本のように見えるが、出版年が違うから別の本みたいだな。

で、手持ちの横書き簡体字縮刷の四庫提要一冊本(海南出版社)と寒泉の四庫提要は別物だというのをはじめて知った。両者とも浙江本ではあるのだが、海南出版社のは殿版と文淵閣四庫全書を使って訂正(?)したところがあるらしい。例えば、寒泉の陳厚耀春秋世族譜の提要は「春秋之世」から始まっているが、海南出版社のは殿版および文淵閣本によって訂正し「厚耀字~」から始めている。どちらが正しいかは別として校正のしかたが違うことは分かる。

で、文淵閣四庫全書の影印本に四庫提要が附録でついていたような気がするが、あれは殿版だったのだろうか、それとも浙江本だったのだろうか?そういえば調べたことなかった。


で、前に読んだ本とか別の研究者とかいうのは中国のであって、日本のじゃないよ。私は日本の中国学研究は余程のことがないかぎり、もう読まないことにしている。

で、

景印文淵閣四庫全書冒頭の四庫提要……?
武英殿本四庫全書總目提要……臺灣商務印書館、1983年、五冊本、殿版だろうねぇ
四庫全書総目……大東書局、1926年、四十冊本、浙江本
四庫全書総目提要……大東書局、1930年、十冊本(上と同じらしい)
四庫全書総目……中華書局、1965年、二冊本、浙江本
四庫全書総目提要……臺灣商務印書館、国学基本叢書、五冊本、初版不明
四庫全書総目提要……海南出版社、1999年、一冊本、浙江本
四庫全書総目提要……河北人民出版社、2000年、四冊本、「中華書局1965年影印本的横排簡体字版」(書虫情報)

ほぅ......知らなかった。海南出版社は河北人民出版社より先に出ていたのか。河北と同じものだと思い込んでいた。とはいえ出版年が近いから両方無関係に校点した可能性はある。ちなみに海南出版社の校点はめちゃくちゃなので参考にならないことが多い。河北は不明。でも四冊本で出すくらいだから多分それなりなんだろう。まあ四庫提要に校点本もあるまいから、普通の人は中華の影印断句本をつかうのではあるまいか。私もそうだし。

で、殿版と浙江本とはほぼ同じらしいが(上の研究書は両者の違いを力説していたが、それによるかぎり、両者はほぼ同じであることが分かった)、違うところもあるらしいので、できれば殿版も常用したいところだ。が、武英殿本四庫全書總目提要というのはすごく高いみたいだから、見なくていいだろう。そうしよう。気付かなかったことにしておこう。


いや、中華書局から整理本が出ていたみたいだ。殿版かどうかまでは分からなかったが、存在することはたしかなようだ。問題の論文そのものは見られそうにないが、同じ人の似たような論文があったので、もしかしたら梗概くらいは分かるかも知れない。......それにしても私もずいぶん研究道からはずれてしまったな。どんな本が出ているかもしらないなんて。


おそらく中華書局のはこれのことだと思うが、中国のサイトを見るかぎり、かなりあやしいらしい。しかも中国の値段と差がありすぎる。ちょっと書虫のは高すぎるだろう。他にも河北出版社の四冊校点本も中国のAmazonを見るかぎり余り芳しい評価を得ていない。信頼できる四庫提要の校点本は、まだ存在しないと見える。

ついでに東方書店ものぞいてみたら纪晓岚删定四库全书总目稿本(全9册)という影印本が今年の2月に出ていた(出る?)らしい。サイトの説明には「紀暁嵐が自ら各条目の書名・巻数・撰者・版本・分類・順序・避諱などに加えた改正・添削・批語がそのまま残されてあり、文献価値が極めて高い」と書いてある。これぞ噂に聞く紀筆削の本......らしいが、さすがにそこまでいくと四庫マニアとしかいいようがない。中国人が研究するのは結構だと思うが、間違っても日本人がするものではあるまい。

というか、そこまでしなくても、そこまでした研究と大差ないものができると思う。まあ試しに研究してみたらいい。で、予想の範囲内の結果にしかならなければ、無駄でしたねといって肩を叩いてあげればいい。


ああ、殿版はあれを見ればいいのか。

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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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