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雑談

1.訓読の勉強

訓読の勉強をするのに論語は便利だが、孟子も使えるなあと思いつつ、別に孟子を読むわけでもなかった日曜日。孟子が便利なら荀子もいけるはずなんだが、こちらは定訓がない(わけではないが)ので、使いにくいといえば使いにくい。別段江戸時代の孟子の訓が正しいわけでもないし、全てに定訓があるわけではないが、荀子に比べれば定訓が多い。ここらはやはり孟子が四書の一つに入ってしまったからなんだろう。もっとも訓読の資料という意味では、やはり論語が便利なことは言うまでもない。文章も短いし。

2.ぼーっと

研究する必要もなくぼーっと荀子とか読んでいると、むかしとは少し所感が変わってくる。むかしは非十二子とか性悪とかそういう篇ばかり興味がいき、勧学とかはどうしようもなくつまらなく思えたが、研究の枷がはずれると、普通にいいことが書かれてあるものの方に興味がいくとみえる。あるいは単純に年を食ったから訓戒・名言に心が移っただけなのかもしれないけど。正直、孟子は冒頭からきちんと読んだことはないが(尽心下の最終条から遡って読んだことはある。なにせ最初のアレがむかついてね)、ぼちぼち孟子を読んでもいらいらしない年になっているのかもしれない。こんど挑戦してみよう。

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3.書き下し文

はあまりほめる気になれないが、訓点つき原文なら現代語訳よりいいのかもしれない。もちろん、訓点をつけられない文章に、強引に返り点をつけて読ませようというのは感心しないが、現代語訳よりはそちらの方が原文に近いのではないかと思わないでもない。まあ訓点付き原文を読んでも原文が分かるわけではないし、そんなものを読む訓練をわざわざする必要があるかは疑問ではあるが、絶えざること糸の如きありさまとはいえ、まだかろうじて訓読が残っている我が日本のこととて、そういうのを保存するのも悪くないのかも知れない。もちろん私が骨を折ろうというような気持ちは毫毛もないけども。

4.崎門

たしかに崎門の連中には異常なものを感じるが、学問に対する異常なまでの執着があればこそ、学問に情熱を傾ける人間を引きつけるのではないかと思う。時間が余っているし金もあるから少し学問でもしてみようかというような連中にはついていけないだろうが、逆にそういう人々がついていくような人の下には、学問の為に命を捨てようという人間がついて行くとは思われない。ここらは性分が関係するのだろうから、努力してどうなるものとは思われない。私はどちらかというと、時間と金をもてあます人々と一緒に学問をする気にはなれない。

5.古典講読(古文・漢文)物語・史伝選

これだったと思う。ゆえあってちらりと中味を見る機会があった。これは高校生の副読本のようなものらしいが、漢文の内容が「すばらしい」。何を考えてこんなものを作ったのか理解しがたい。漢文というより漢学に興味のある人は是非とも一読願いたい。

6.まんがホーム

まんがホームの11月号を入手。今月は水沢あゆむ氏の「変スタイル」が掲載されていない。残念。水沢氏の四コマは言葉のだじゃれが多いのと、ややブラックな落ちが多いので、そのあたりに好き嫌いが分かれるのかもしれない。もちろん私はブラックな落ちが楽しくて仕方ないんだけど。「紫乃先生〆切前」は弟君の話ということで、いつも通り楽しませてもらった。弟君に絡む話はとりわけ楽しい。宮成楽さんの「天国のススメ」もおもしろかった。宮成さんらしいというか、あたたかい話で締めくくられている。

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7.詩経大序

あんがい詩序のテキストデータはあまり落ちてないものだな。下のデータはむかし詩序を読んだときに作ったもの。見直していないから、誤植もあると思う。もしかしたら下敷きに何かのデータを使ったのかもしれないが、もう覚えていない。読解には冨山房の漢文大系で読んだと記憶する。大序と小序の区分は諸説ある。以下はその一説。

風,風也,教也。風以動之,教以化之。詩者志之所之也。在心爲志,發言爲詩。情動於中,而形於言,言之不足,故嗟歎之嗟。嘆之不足,故永歌之。永歌之不足,不知手之舞之,足之蹈之也。情發於聲,聲成文,謂之音。(箋云:發,猶見也。聲,謂宮商角徴羽也。聲成文者,宮商上下相應。)治世之音,安以樂,其政和。亂世之音,怨以怒,其政乖。亡國之音,哀以思,其民困。故正得失,動天地,感鬼神,莫近於詩。先王以是經夫婦,成孝敬,厚人倫,美教化,移風俗。故詩有六義焉。一曰風,二曰賦,三曰比,四曰興,五曰雅,六曰頌。上以風化下,下以風刺上,主文而譎諫,言之者無罪,聞之者足以戒。故曰風。(箋云:風化、風刺,皆謂譬喩不斥言也,主文,主與樂之宮商相應也。譎諫詠歌依違不直諫。)至于王道衰,禮義廢,政教失,國異政,家殊俗,而變風變雅作矣。國史明乎得失之迹,傷人倫之廢,哀刑政之苛,吟詠情性,以風其上,達於事變,而懷其舊俗者也。故變風發乎情,止乎禮義。發乎情,民之性也。止乎禮義,先王之澤也。是以一國之事,繫一人之本,謂之風。言天下之事,形四方之風,謂之雅。雅者,正也。言王政之所由廢興也。政有小大,故有小雅焉,有大雅焉。頌者,美盛之形容,以其成功告於神明者也。是謂四始。詩之至也。(箋云:始者,王道興衰之所由。)然則關雎、麟趾之化,王者之風。故繫之周公。南,言化自北而南也。鵲巣、騶虞之,諸侯之風也。先王之所以教。故繫之召公。(箋云:自,從也。從北而南,謂其化從岐周被江漢之域也。先王斥大王、王季。)周南、召南,正始之道,王化之基。是以關雎樂得淑女以配君子,憂在進賢,不淫其色,哀窈窕,思賢才,而無傷善之心焉。是關雎之義也。(箋云:哀,蓋字之誤也。當爲衷。衷謂中心恕之,無傷善之心,謂好逑也。)



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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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