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いろいろ

中国学の新局面とかいう雑誌が送られてきた。なんでも日本中国学会第一回若手シンポジウム論文集らしい。どうせ掲載論文がないからというので、「若手」救済策のつもりでこういう論文集を出しているのだろう。しかし若手の救済というからにはポストがなければならず、それが減っている状態で論文の業績だけいくらつみあげても無意味もいいところだ。

とはいえ、若手を救うためにポストを増やすべきかというと、これも大いに問題で、そもそも中国学(というか中国古典で遊んでいる学問。本人の主観は別として)は存在しなくてもさほど困らないし、現にある程度は存在するのだから、その程度で充分といえば充分。別段これ以上の拡張は必用あるまい。減りすぎてから増やしてもかまうまい。

だから若手を救済するつもりがあるなら、学部生に向かっては大学院進学を諦めさせ、日の浅い大学院生にはすぐにも研究を止めるよう説得し、日の長い大学院生には諦めて別の人生を模索するよう説得すべきだろう。もちろん最終的には学生個人の問題だから、他人の意向はどうでもいいのだが、救済したいと思ってるなら、無駄に期待を持たせるようなことはやめるべきだというに止まる。

清貧に甘んじた江戸時代の学者もいるだろうし、それはそれで尊敬はするが、当時にあってほとんど唯一の先進思想を手に入れようとした人と、現在にあって後ろ向きの学問に趣味で立ち向かおうというのでは、少し熱意の入りようが違う気もする。

まぁ江戸時代の人間もほとんどマニアとして儒学の研究をしていたのかもしれないし、人間にとって、他人のためとか世のためとかよりも、自分の享楽のためにすることが一番力が入るのかもしれない。だとすれば救済する必用もなく、放っておけばいいことになる。「若手」は「若手」で勝手にやるだろうから。


知らぬまに中国経学の第9輯が出版されていた。今回も日本の論文が掲載されているが、これは最近のものでないだけに読む価値がある。


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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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