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辞典三種

今回も本館サイトの話し。

ようやく辞典が終わった。しょーもない辞典だが,整理をするだけで途方もなく時間を食ってしまった。内容についてはここで喋々する必要もないほどどーでもいいことなので,ちょっとATOKのことで感動した記録でも。

私が最近まで使っていたのは,大昔のATOK15だったのだが,最近,この外れの時期になぜか2008に更新した。例の辞典のおかげで,このPCは15のまま止めているのだが,別のPCには2008が入っている。(ライセンスには抵触していないと思う。たしか同時起動しなければ複数台のインストールは可能だったはずだ)

ATOK15を使いながら,いつもバージョンアップしたいなとは思っていたのだ。理由は簡単で,文言モードが使いたかったからだ。15の時期はまだ文言モードなんてもものはなく,せいぜいハ行四段の登録ができるくらいだったが,いつのころだったか,文言が当然のように利用できるようになり,単語登録でも品詞で下二段とかが使えるようになった。

日常生活を健全に歩んでいる諸賢にとって見れば,文言モードだの品詞の古代文法の登録だのは一体何に利用するのかと思われるだろうが,私のように大正時代の文章が好きな人間には案外重宝する。もちろん,戦前の文章と現在とでは語彙が相当異なっているので,単純に動詞形容詞の活用型が標準で動くというだけでは,実際にはあまり意味がない。語幹そのものが登録されていないのだから。

とはいえ,そこまでATOK先生に要求する気はさらさらない。そんなものは使い手が勝手に登録すればいいだけのことだ。ただその時,単語登録で古代文法の登録が出来ないと,一つ「言ふ」だけにしても,「言ふ」とか「言は」とか一々登録する必要があり,「ふ」とか「は」の後に続けて利用する助詞も考慮すれば膨大な登録量になってしまうのだ。だから勢い,「げん(言)」+「ふ」とか打ち込むことになる。(ただし最も利用頻度の高いハ行四段はATOK15でも登録できた)だから古代文法が登録できるというだけでも,こちらとしては有り難いわけである。ありがたやありがたや。

ちなみにこの文言モード,書き下し文の作製にはほとんど役に立たない。語幹は自分で登録するとエラソーに言ったが,ものには限度がある。大半の語彙を自分で登録するとなると,これでは辟易を通り越して役に立たない。それにたまに勘違いしている人もいるが,書き下し文なんてものは日本語じゃないんだから,日本語のIMEで使おうというのが間違いなのだ。だいたい書き下しは日本語訳ではない。ただたんに語順を暗記するための方便だ。(もっとも日本語に訳すために書き下しにする酔狂な人も江戸時代にはいたらしい)

書き下し……それは日本語ちっくな黴の生えた無所属言語,ただし表記は日本語と古代中国語に類似している。

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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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