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四庫提要(春秋類2)023

追記(2009/03/15):以下の翻訳はこちらのページ(別館:公孫樹内)に訳し直しました。

崔子方『春秋例要』1巻

○永楽大典本

宋の崔子方の撰。『宋史』芸文志には,「子方,『春秋経解』十二巻,『本例』『例要』二十巻」とあり,『本例』と『例要』を総じて巻数を掲げている。つまり子方の原著は,本書と『本例』を併せて一つの書物としていたのである。朱彝尊の『経義考』には,「『本例』『例要』二十巻。両者現存」とあり,ここでも二書に分けていない。現在,通志堂の刊行した『本例』は,目録だけを引き離して一巻に数え,二十巻という数に合わせているが,『例要』は欠落している。伝写の間に『例要』一巻が失われ,後世の人々は『本例』の目録を『例要』のことだと間違えるようになり,別にあった〔『例要』〕一篇の存在を忘れてしまったのだろう。彝尊が見たのも,おそらくは〔目録を一巻に数えた〕この本だったろう。だから「両者現存」と間違った注をつけたのである。

このたび『永楽大典』を調べたところ,〔『例要』の〕原文を多く引用していた。それらは数十百条にも分けられるが,関連する文字の下にまとめ,条文の連絡を探っていくと,まだ〔各条文を原本通りに〕つなぎ合わせることができた。そこで通志堂本掲載の目録と比べると,一字たりとも同じものがなかった。これで通志堂本が不完全だったことが明白になった。謹んで前後の条文をつなぎ合わせ,概ね『本例』の順序に依拠して配列し直し,かくして子方の三書を原本の形に復元した。

『四庫全書総目提要』巻27


(*)本書,四庫全書は『例要』を『経解』の付録に載せる。随って,書前提要もない。

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