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ちょっと調べごと

この前,人と話していて気がついたのだが,国会図書館の近代デジタルライブラリーをご存じない人がいるらしい。確かに旬を過ぎた大昔の本(著作権保護の切れたもの)を探す人も多くなかろうから,宜なるかなという気もしないではない。が,たまにはいいこともあるので,日本国民として知っておいて損はないと思う。

このライブラリー,パソコンによっては,画面が小さく見にくく,pdfとして落としてもくそ重いという難点があるし,第一,著作権保護が切れた本のコピーだから,少なくとも著者の死後50年は経過しているので,ライブラリーのほとんどは読む必要のないものだったりする。が,たまに価値のある......というか,古本屋だと●万円する本を拝見できる場合もあるし,パソコン画面を前にして必要な本がまがいなりにも拝見できるのは何者にも代え難いありがたさを備えている。もちろんこれは私が古いもの好きだからであって,経済なんかを問題にする人には単なるゴミの山にしか見えないかも知れない。

それはそうと,最近所要で『南北朝正閏論纂』を見る必要(というほどでもないが)があったので,近くの図書館に蔵書がないか調べようと思ったのだが,その図書館が長期整理期間とかなんとかで入れないし,しかも蔵書検索までもストップしてくれていた。それで半ば諦めていたのだが,ネットでカチャカチャ調べていると国会のライブラリーが直ぐ見つかった。

この本は,「日本の南北朝,北朝と南朝のどっちが正しい?」というお茶目な議題を扱ったものなのだが,いかんせん古い本なので骨董的価値がついて古本ではかなり値が張る。そこで上のようなこともあって,久しぶりに国会のライブラリーのお世話になったわけなのだ。

ちなみに,なにを調べていたかというと,正親町公の影響を受けた跡部良顕という男の書いた『南山編年録』が現存しているかどうか知りたかったのだが,『南北正閏論纂』に序文が長々引かれていたので,なんというか,改めて『国書総目録』かなにかで調べなければならなくなってしまった。いや,「いけない」わけではないのだが,気になる性分なので,図書館の整理期間が終わったら調べに行こうと思っている。(ネット上で検索できるのを忘れていた。さっき調べたら,内閣文庫などに写本があるらしい。)

単にそれだけの話なわけだが,一度でも研究に足を踏み入れると,良識有る一般国民とは違う世界の人間になってしまうので,個人的にちょっと新鮮だったので書いてみたまでである。

以上。

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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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