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四庫提要(春秋存目・宋元10)

追記(2009/03/15):以下の翻訳はこちらのページ(別館:公孫樹内)に訳し直しました。

『春秋四伝』38巻

○内府蔵本

編者は不明である。冒頭に杜預・何休・范・胡安国の四つの序文を載せ,次に春秋綱領として各学者の議論を載せ,次に春秋提要として周の十二王と魯の十二公,そして会盟戦戰伐の数の挙げ,その要項を列挙している。次に春秋列国の図説を,次に春秋二十国年表を,次に春秋諸国興廃説を載せている。概ね経文の下に左氏・公羊・穀梁の三伝を注記し,胡伝は別に標出し,まま音注を加えている。しかし特別に優れた解釈や参考にすべき意見はない。

さて元の兪皐の『春秋集伝釈義大成』は始めて三伝の後に胡伝を付したが,呉澄はその序文で「〔三伝に続けて〕胡氏を並べたのは,時勢に従ったのだ」と言っている。そして四伝という呼び方も,澄の序文に見えるものである。胡伝が三伝の地位に並ぶようになったのは,既に元朝の初期からそうだったのである。本書はその版式からすれば元朝のもののようである。恐らく当時の郷塾の教科書であろう。

『四庫全書総目提要』巻30



(*)本書は現存し,『四庫全書存目叢書』に収録されている。

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