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拇指数拠庫

今年の梅雨明けはめちゃくちゃだなあ。旅行の予定はないし、そもそも先立つものもないし、あっても行く気もないが、建物を出るたび傘を携帯というのはちょっと面倒くさい。と、天気の状況も不明ながら、中国製品で最近よく見かけるUSBデータベースはもっと不明だ。

これまでは明清の実録とか、宋会要輯稿などがUSBデータベースになっていたが、次は拇指数拠庫という大規模なものが発売されるらしい。というか、もうされているらしい。発売済み(?)の目録は中国書店一覧表が出ているので簡単に調べられる。また5月以前に発売されたデータベースの収録書目東方書店で調べられる。

ところで上の中国書店の記事には:

「親指データベース(拇指数拠庫)」はUSBで提供される、インストール不要の電子図書です。
テキスト(繁体字)と版本の画像からなり、それぞれ印刷できるほか、テキスト版は検索もできます。
中英日韓文のWindows 2000/XP/Vistaで動作します。
子目や版本の詳細についてはお尋ね下さい。
なお、本製品は単機版です。注文時に使用者の電話番号、E-mailアドレスが必要となります。


とある。板本やOSはともかく、私はどうしても「インストール不要」と「注文時に使用者の電話番号、E-mailアドレスが必要」が気になってしかたがない。

USBも技術的に進歩しているのだろうが、USBは最もデータベースにむかないハードではなかったのか?インストールしないということは、USB上でデータの書き換えをするはずだが、それならUSBのデータベースはすぐ焦げてしまわないか?検索ごとに書き換えを行わないにしても、いったいUSBデータベースの起動可能回数はどれだけなんだ?

もう一つ、USBのデータベースを使うのに、なんで電話番号やアドレスがいるんだ。もちろん不正利用を禁止するためだろうが、MSのライセンス認証ですら胡散臭く思うのに、そんなダイレクトな個人情報をなんで中国に送らにゃならんのだ。まさか購入したら、購入者が中国に電話して、ライセンス解除のキーをもらわないといけないのだろうか?

ちなみに、他のソフトと同様、このUSBデータベースも異常に高い。皮錫瑞の『経学歴史』『経学通論』と廖平の『今古学考』だけで1万2000円もする。これより高いのは2万4000円らしいので、だいたい1万2000円ずつあがっていくらしい。個人的には、楊簡の著作集に春秋伝が入っているのかとか、劉敞の著作集とはまた無謀なものを出すなとか、廖平の穀梁古義疏とは驚きだ!とか、いろいろ面白い発見はあったが、値段もさることながら、不明なところが多すぎて、怖くて買う気になれない。

もし買った人がいたら、ぜひ情報をお寄せください。期待しないで待ってます。

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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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