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五経・英訳・日訳は?

すっごい古い情報で申し訳ないが、私はさきほど知ったので、備忘録がてらに書いておくことにした。

中国、国内外研究者による「五経」翻訳に着手

記事内容はタイトルの通り、「五経を各国の言葉に翻訳するが、とりあえず3年半後の完成をめどに、英訳を完成させる」というもの。もちろん国家プロジェクト。2009年7月27日発表されたらしい。私などは漢籍の英訳というとArthur Waleyの『老子』がすぐ頭に浮かぶが、質の高い統一された経書の英訳を、ぜひ完成させてほしい。

ちなみに記事を見る限り「各国」の中に「日本」は入っていない模様だが、これは無視されているのか、それとも日本語の翻訳は不要と思われているのか、どっちなんだろうか。私などは日本の研究者を外して、中国が日本語訳を作ってくれないかな~とか思っいるのだが。もちろん日本語が母国語でない人間だと少し語感が狂うので、学者を除いて、古めの作家あたりと相談しながら日本語訳して欲しい。

それはそうと、「五経」の翻訳って、易・書・詩は問題ないと思うが、礼と春秋はどうするつもりだろうか?穏当なところだと、礼は礼記、春秋は左傳という、経書でもなんでもないものの翻訳になるが、さりとて春秋経だけ訳しても仕方ないしねぇ。儀礼もどうなんだろうかと。

一番望ましいのは、三礼と三伝を全訳することだが、英訳は書き下し文と違って、「とりあえず」的な訳ができないから、儀礼や公羊・穀梁は写し取るのが難しいのではないかと思う。経書は古いものだけに、文字遣いが簡単だから、単純に文字だけ移しても意味が通らないし、かといって解釈を加えるときりがないし。まあ何はともあれ、実に中国らしい国家プロジェクトなので、3年半後、生きておれるかどうか分からない身分ながら、その完成を期待したい。

ところで日本は景気のよかった頃、こういうことはしたのかね?日本文化を世界に広めるべく、世界の言葉に古典を翻訳するとか、国家的に推し進めたりしたんだろうか?そのころ私は大学にいなかったのでよく分からないが、まさか「個人の善意」とかいう吐き気のするようなものに期待でもしてたわけではあるまい。あるいは文化や思想が人を支配することを知らなかったわけではあるまい。

もっとも日本で文化の輸出などしようとすると(アニメみたいに勝手に流れ出たのは除く)、すぐ文句をつけたがる「進歩的知識人」がいる。植民地がどうだとか、文化で支配するとか、くだらない寝言を吐く奴が目にとまる。私はこういう連中だけが損をする世の中になってほしいが、なかなかそう思うとおりにならない。まあ、日本人のくせに日本の文化に興味のない私がいうのも何だがね。

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