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谷秦山「窒慾箴」

谷秦山「慾を窒ぐ箴」(五箴の一)

人の本心、虚霊知覚。之を昏(くら)まし之を乱る、惟だ欲 是れ椓(*1)かす。七情の蕩(うご)く、欲 之が主と為る。何をか欲と謂う。曰く目、曰く口。古人又挙げて曰く、財・色・酒と。一も向かう所有れば、蠹蝕浸淫し、細微に暗長し、幽闇に潜滋す。天を誣い人を欺くは、毫末の汙瀆。倫を斁(やぶ)り化を害うは、一念の穢濁。大易に訓有り、「惟だ窒ぎ惟だ塞ぐ」(*2)と。仲虺に誥有り、「邇(ちか)づけず殖(ふや)さず」と。寡よりして無に至るは、養心の則。力を用いて已まざれば、己 克ち礼 復る。嗟、予小子、気質昏憸。七情の熾、奔水 歛(おさ)め難く、五欲の犯す、渓壑 詎ぞ厭わん。黙して既往を念えば、肝膽 焚くが如し。噫、人にして禽、甚だしき不仁。之を思い之を思い、而して又之を思い、務めて三惑を窒ぎて、式て四知に質せ。

『秦山集』45(五箴)


(*1)原文:椓の木遍→手偏。「そそのかす」の意。
(*2)典拠不詳。

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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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