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更新記録

ようやく訳文の改訂と補注が終わった。不満足なできとはいえ、念願のものだっただけに、終わることができて少しほっとしている。もう改訂する時間はないだろうから、残念ながらこれが決定稿になるのではないかと思う。そうそう、ついでにブログの方も改訂した。あまりに誤訳が酷いので、知らん顔はできなかった。

今回も例の如く更新場所:
春秋学綱要(第二論文~第五論文、同補注)
劉敞の弟子記および七経小伝のテキスト。綜合ページ

本書を訳出することで春秋学を普及させるという当初の目的は、当然ながらもろく潰えた。そもそも本書は入門書としてあまりにふさわしくない本だった。おそらく普段からこの手の本ばかり読んでいる私にだけ、入門書に見えたのだろう。より適切に説明し直すと、「春秋学的思考をあるていど知った人間が、改めて入門するための書物」と言った感じになるだろう。

ということで、訳が拙いうえに事前準備なしに読めないという難儀な書物だが、もしこれをきっかけに春秋学に興味をもったという奇特な人がおれば、ぜひ進んで他の書物も読んでもらいたい。解釈そのものに牽かれた人は呂祖謙の『春秋集解』や黄震の『黄氏日抄』(春秋部分)、理論の構造や体系化に興味を持たれた人は陳傅良の『春秋後伝』、程端学『春秋本義』(冒頭だけで十分)、あるいは趙汸の『春秋属辞』『春秋師説』あたりが面白い。

............いや、まあ、そういう人にこの訳文が必要ないことは分かっているんだけど。

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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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