スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

中国のAmazon(中国古典編)

1年ほど前のこと、中国(大陸)の某学者の著書を中国Amazonで検索したところ、一般人から「本書の記述や体裁は古く、とうてい現在読書人の用に堪えない」というようなことが書かれてあった。某学者の著書は日本の中国古典研究の方法に似ていただけに(たしか日本に留学していたと思う)、私はひそかに痛快に思ったものだ。私は旧套依然たる研究は好きだが、それは明治以来の旧套依然ではない。どうせ旧套依然なら、漢学宋学の如く、徹底的に旧套依然にいきたいと思っている。

それはさておき、中国Amazonにはどんな古典が売っているのかと思い、ちょっと調べて見たところ、なるほど日本とはずいぶん様相が違うらしい。以下、中国Amazonのリンク。各々windowの左側から経部その他の項目へ飛べる。

国学
中国哲学

販売書籍の種類にもあきれるが、試しに我が日本で「明学」の最高傑作と激賞される『明儒学案』を開いてみると、驚くほど多くのレビューがあがっている。中には日本のAmazonと同じように、やたらと長い文章もあるが、それに対しても積極的な書き込みがあって驚いた。『明儒学案』が日本の古典のどれに位置するかは不明ながら、おそらく日本の古典(訳本にあらず)ではなかなかこれほど積極的なレビューはつかないだろう。

中国はネットが好きだから、コメントやレビューが多いこと自体は驚かないが、古典のようなカビの生えた物質も同様だったとはね。少し前に有名になった于丹さんの論語は別にしても(例えばこれとか)、数百のコメントがあるっていうのは、日本人の古典に対する感覚と違いすぎてちょっと気後れしてしまう。もちろん日本と中国では人口が違うので、数が倍増するのは当然といえば当然ながら、中国の現実主義と日本の現実主義とに少し違いがあるように思えないでもないでもないでもない。

スポンサーサイト

テーマ : 読書メモ
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

awatan

Author:awatan
HN:江藤清通
かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

自営サイト
最近の記事
カテゴリー
リンク集
全記事表示

全ての記事を表示する

FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。