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四コマ感想(続)

全力委員長(1) (バンブー・コミックス)全力委員長(1) (バンブー・コミックス)
(2009/12/17)
のしお

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人から勧められて購入した。のしお氏の『全力委員長』第1巻。傍若無人な「独裁権力」を振るうクラス委員長を中心に、個性的なクラスの仲間が織りなすギャグ四コマ。シュールというほどではないが、萌え四コマとは一線を劃す独特な世界観が楽しめる。ただし、本巻半ばまでは登場人物の識別に難を感じた。

のしお氏の「あとがき」によると、もともと別の漫画の登場人物を一まとめにしたのが本作らしい。そのためだろうか、本巻を通じて、クラス委員長が中心なのは分かるが、必ずしも他のキャラクタとかみ合っておらず、それぞれバラバラに動いているように見えた。個々のキャラクタも面白いので、これはこれでいいのだろうが、第2巻ではタイトル通り、委員長と他のメンバーとの息のあった四コマも見てみたい。

本作の主要登場人物:

・委員長と№2
・小山田とマナ
・宮本
・ウサギさん達と飼育委員
・つぼみ
・先生

№2とウサギ以外は全員女学生。頻出度的には、委員長・№2・つぼみ・先生の話が多く、ついで小山田とマナの、つぎに飼育委員の、最後に宮本の絡む話しの順。話しの傾向としては、委員長関係のものが「委員長の暴挙」を笑いとするのに対し、小山田関係のものはブラックユーモアが目立つ。飼育委員のはちょっとシュールかな。つぼみはバカキャラなのだが、笑えるというより、ちょっと痛かった。

私が一番おもしろかったのは、小山田とマナの黒い(暗い?)かけあいかな。極度に根暗で不幸な過去を持ちネガティブ思考で少し黒い性格の小山田と、成績が悪いだけの標準的な人間であるマナとのかけ合いは、実に光るものがあった。もちろん小山田の発言に。特に小山田がマナを励ますために言った「人間いつかは死ぬんだし……」(79頁)には、非常に親近感を覚えた。「人間どうせ最後は死ぬ」というのが私の口癖だから。でも、27頁のマナの言葉は、たぶん小山田の心に深い傷を残しただろうね。

万人受けするかどうか分からないが、気になる人は挑戦してみて損はないと思う。たぶん収穫になるだろう。ただし本巻半分ほどは、絵的にちょっと我慢が必要だとは思う。2巻に期待。

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