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四コマ感想

久しぶりの四コマ感想。最近は精神的に終わった感が強いせいか、四コマを見る時間も大幅に減った。年齢的にはあまりに当然のことなんだろうが、それはそれ。こういう楽しみが減るごとに、生きていく意味がなくなっていくようで、なんとも虚しい。

そういえば、大昔の漫画やアニメには、敗者弱者のセリフとして、「人並みの幸せが欲しかっただけなのに」的な言い回しがあったと思うが、日本がまた貧乏になれば、「人並みの幸せ」から「生きたかっただけ」に変わり、最後はそんな言葉じたいなくなるのだろうか。いや、もうないのか?それとも、アニメや漫画を嗜むのは、それを求める層だから、結局なくならないのか?

ということで、ここ数ヶ月で読んだ四コマの感想。

うさぎのーと 2 (まんがタイムコミックス)うさぎのーと 2 (まんがタイムコミックス)
(2010/02/06)
師走 冬子

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ついに師走先生の新作『うさぎのーと』の第二巻が発売された。これはおもしろい。おもしろいに決まっている。本を開くまでもない。わかりきっているのだ。だって、ほら、雑誌で全部確認しているんだから。ではどこがどうおもしろいか......と改まって聞かれると、実は答えに窮する。あれだね、100点満点はすごいけど、100点ばかりの答案を見せられても、精神が麻痺してしまって、すごさを感じなくなるという、あれ。

それはさておき、一年ほど前の師走先生の四コマは、妙に「ちょっといいはなし」的な作意を感じて、少し残念なところがあった(20点オーバーの120点から110点になった感じ)。しかし最近はそういう作意を感じることもなく、自然にいい話になったり、おもしろおかしく終わったりと、気持ちよく読み終えられるようになった。本作にもそれは言えて、ここかしこにいい話とおもしろい話しが織り混ざるステキな作品になっている。要するに、全てが素晴らしいので、ぜひ読んで欲しいということだ。


ダブルナイト (2) (まんがタイムKRコミックス)ダブルナイト (2) (まんがタイムKRコミックス)
(2010/02/27)
玉岡 かがり

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いつまでも続けられそうな設定のわりに二巻で終わってしまったのは、つまりそういうことなのか、それとももともと二巻の予定だったのか、よく分からないが、とにかく『ダブルナイト』は本巻で終わり。かわいい兄妹(兄女装)に凛々しいお隣さん、そのお友達の金持ち娘(ツンデレ系)、ヅカ的なライバルと、コテコテの萌え四コマの本作。あまりの王道ぶりに驚きはしたものの、そこにまた愛着を感じていたので、終わってしまったのは残念なことだ。

第一巻はゆきちゃん(女装兄)から稲穂(凛々しいお隣さん)へのアプローチが多かったように思うが、本巻はその逆に......というほどでもないが、どちらかというと稲穂の方が積極的にゆきちゃんに近づいていったように思う。本巻前半はメイドの話しが大半をしめ、稲穂の態度が激変して、その勢いで一気にクライマックスへ、という展開。そつなく綺麗にまとめられているので、萌え四コマの王道のようなものを読みたい人は、そこそこ楽しめると思う。その反面、あまり新味がないので、斬新な萌え四コマを求める人には、少し物足りないかもしれない。私は保守的な人間なので、非常に楽しかった。

ただ一つ残念だったのは、ゆきちゃんと稲穂の関係が盛り上がるに従い、かのちゃん(女装兄の妹)の存在意味が薄まったことだ。本作のクライマックスに妹が絡めなかったのは、主人公の一人としていささか侘びしいものがある。またライバルのヅカ的な人(女性)も、あれで終わりというのは、ちょっと拍子抜けしたというか何というか。この点、いぶき(ツンデレ系金持ち娘)は最後の方まで存在感を出していた。贔屓にしていただけに、これはうれしい。

ああだこうだ言いましたが、好きな四コマだったことに変わりはない。おつかれさまでした。おかげで楽しませてもらいました。そうそう、本作は第一巻から読んだ方がいい、というか、読まないと分からないと思う。全二巻なので、興味のある人はセットでどうぞ。


ちょー!えど幕末伝 (まんがタイムコミックス)ちょー!えど幕末伝 (まんがタイムコミックス)
(2010/02/06)
みずな ともみ

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便乗本ではなく、龍馬が始まるころに連載が終わってしまった本作。始まったときは単発かと思っていただけに、こうして単行本にまとめられたものを見ると妙に感慨深い。

この四コマは、幕末の将軍とその側近を主人公に、新撰組だとか、薩長だとかが出てくる話しだけど、いまどき(?)の風潮に合わせたのか、登場人物のほとんどが女性化されている。また話しの展開も、殺人その他は一切なく、「なんとなくほのぼの」な感じにまとめられている。もちろん幕末の真の歴史を四コマにしたものではないので、お間違えなきよう。

傾向的には萌え四コマなんだろうけど、そちらに徹し切れていないので、萌えっぽい四コマが好きな人は楽しめるかも知れない。全一巻。ちなみに書き下ろしがあるようなことが書かれてあったが、私の見たところ、どこが書き下ろしだったのか分からなかった。


キルミーベイベー (2) (まんがタイムKRコミックス)キルミーベイベー (2) (まんがタイムKRコミックス)
(2010/01/27)
カヅホ

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こっちは完全に萌え四コマ。設定も傾向も第一巻と同じ。殺し屋と普通の同級生が主人公で、たまに忍者が登場する。本巻には一度だけ本当の暗殺を臭わせる話があった。それすら萌と笑いで消えていくのだが、そのあたりの現実味(というわりには非現実的だけど)が、本作に哀愁を感じる所以だろうか。よくもわるくも表紙どおりの内容なので、表紙買いして失敗はないと思う。ちなみに第一巻を読んでいなくても全く困らない。

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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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