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雑記

このごろ毎日更新しているのは、あまり宜しくない理由によります。理由はもうすぐ報告できるはずです。


絅斎おもしろ

下の谷氏の『加神道の成立と展開』を読んでいたら、次の逸話が引かれてあった。有名なものなのだろうが、知らなかったこともあって、思わず笑ってしまった。

絅斎先生は厳しい人だった。
ある日、門人が先生に告げ口した。「某が劇場で遊んでました」
絅斎、「だれかの見まちがいであろう」
門人、「いいえ、確かなことです」
絅斎、「なぜ分かる?」
するとその門人、忌憚なく答えた。「私が劇場で某を見たのです!」
これを聞いて絅斎はびっくり仰天、「それならお前の方が先に遊んでいたのであろう。人を批判している場合か!」と怒鳴りつけ、即刻、義絶した。

『事実文編』巻30所収の「光海跡部先生伝」の記述。話しができすぎなので真実味は薄いが、絅斎の逸話としてはおもしろい。ちなみに義絶というのは、ここでは破門と同じ意味。やたら義絶が多いのは、崎門の特徴の一つに数えられた。


『土佐國群書類従』第12巻(新装版)

『土佐國群書類従』の新刊が発売されたらしい。この第12巻は雑部で、文字どおり雑多な史料が収められている。秦山関係のみに絞ると、おそらく(――未見につき)谷垣守の『半家義民録』と秦山の『秦山随筆』が収録されているはずだ。

『半家義民録』は半家(はげ)の地に関する伝記資料で、平家の伝説がどうのこうのというもの。『秦山随筆』は『秦山集』丙丁録以後の雑記を収めたもの。したがって『秦山集』を入手した人は(ほとんどいないと思うが)、あえて見る必要はない。もちろん校勘のため、というのはありだが、それならマイクロを利用すべきだと思う。底本は知らないが、国会図書館に所蔵している。

しかし学者が関わらない編纂物はちゃんと出版されるのね。なにせこの種の編纂物は、出版してこそ意味がある。どれほど正確な原稿が出来ていても、10年も20年もかけてたのでは、埒があかない。きちんと出版しているだけでも立派だ。

それはともかく、今年この12巻が発売されたということは、おそらく來年には最終の第13巻が出版されるだろう。そして第13巻には、秦山手簡、秦山門弟問目と北渓随筆が収録されるだろう。でも秦山手簡は後に『秦山先生手簡』として増補版が発売されたのだが、増補部分はどうなるのだろう?さすがに収録されないだろうな。


大学生が高校の授業へ逆戻り?!

Yahoo!で目に付いた。最近の風潮を前提に書くとこうなるのだろうが、でも、本末論でいうと逆だと思う。高校教育の不備が問題なのではなく、そもそも高校教育で習得されるべき知識の不足した学生を合格させた大学が間違っているのだ。なぜ合格させたか。いうまでもなく学生が欲しいからだ。なぜか。いうまでもなく大学は財政難だからだ。しかしこのようなことが長く続くはずはない。日本らしいとはいえ、いずれある限界点を越えたとき、全てが全て爆発してしまうのだろうな。人ごとではないが。

出処は忘れたが、大学の学者が、学力のない学生を合格させるのはけしからんとか云っていた。そう思うなら、すぐに不合格にすべきだ。そしてその大学は収入不足を教員の解雇で対応すべきだし、それでも無理なら廃校すべきだ。そうしてこそ有言実行のはずだ。

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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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