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宋代皇后その他意味不明

1.皇后選び

> 明朝の法則

知らなかった。そんな法則があったのか......まだまだ勉強が足らないな。

しかし皇后選びといっても、廃后がない限り、皇太子時代の嫁さんがそのまま皇后になるので、実際は皇太子妃選びと言えないでもない。いや、明代は違うのかな?

宋代の場合は......隠微なことだから史料も少ないけど、哲宗の孟皇后の記録はたくさん残っている。それによると皇后を選ぶのにいくつか条件があったらしい。

まず何はともあれ本人の資質。美女(美少女?)......は関係なくて、政治に口を出さない人とか、奢侈の趣味を持っていない人とか、要するに礼儀に適った人が求められた。もちろん皇帝と同年代なのは言うまでもない。できれば年下が求められたようだが、少しくらいなら年上でもよかったらしい。現に哲宗のは姉さん女房だしね。

次に血筋。ハッキリ言えば、官僚一家として朝廷の名簿に名前の載る人の娘でないと駄目......とまでは云わないが、後々ややこしい問題が起こるといけないので好まれなかった。

次に養子もちょっと......となる。親と親戚の数が増えるので、朝廷に関与する人間が増えてややこしいのがその理由らしい。

次に親の能否。朝廷に口出しする親は駄目。

次に家柄。現皇后や皇太后の家からは選ばない。外戚が力をますから。でも名門すぎても駄目らしい。名門の娘はお鼻が高いので、躾けられないとか。もっともここらは時代によっても少し違うようだけど。

最後に(哲宗の場合は)皇太后が気に入ったかどうか。

複数人のお嫁さん候補を挙げて、気に入ったのを皇帝自身に選ばせるというのもあるが、哲宗の場合は、まだ哲宗その人が子供だったのと、あまりに条件を厳しくし過ぎたために候補が1人しか残らなかったらしい。

で、大変な難関を突破したのが孟皇后だったのだが......立派な人が必ずしも幸せになるとは限らないよね。2回も廃后されるとは夢にも思わなかっただろう。

そういえば曾布が復后(廃后を皇后に戻すこと)は前代未聞だ!とか言っていたが、調べてみると全くないわけでもないような気もしないでもないこともないような感じもしないでもないのかも知れないこともない。

2.崎門学脈系譜

そうそう崎門学脈系譜がリニューアルされたらしい。

いままでの一覧表に加えて、直方、絅斎、詳細の各系譜ごとのページもできたようだ。1ページで全てのデータが見られるのは便利だが、それだと重くなりがちなので、分割のページも作ったとのこと。私なんかは割と軽い方が好きなので、ありがたい。

3.カーソルさん、じゃまですよ

firefoxの画面にカーソルが出てきた。実害はないけど目障りだったのでググったら、先生が教えてくれた。F7を押せばいいのか。ちなみに「ググったら、先生が~」というふうに、本来繋がっている単語を、2つに分割する記述方法は、漢文によく見られる。でも日本語ですると意味不明だな。先生ってだれ?

4.主張は控えめに

本田某の『日本語の作文技術』という一部に有名な本がある。別に新聞社の書き方をまねる必要なぞ全くないが、有名だというのでおおむかし読んだ。なんでも著者は、内容は立派だけど日本語の書き方に問題があるものを引用させてもらったとか。私なんぞ、引用文の内容(主張?)は論外だが、日本語の書き方は気にならなかったものだ。

で、ちょっと前に図書館に於いてあったので、お久しぶりとばかり、パラパラ捲ってみた。なんというかね、どうしても主語の位置(主題というべきか。「~は」の位置ね)が気になって仕方なかった。生成文法というのもどうかと思うが、まあどうでもいい。一読して読み間違えないようにといいながら、主語が下の方にあったのでは、行為乃至条件の主題が分からんのではないか?ここらは人によって違うのかな。私なんかは、文の冒頭に主題があった方が分かりやすい。副詞も漢文調のものの方が読みやすい。

5.国会寄贈本の謎

国会図書館には寄贈の義務があるはずだけど、たしかに検索に出てこない雑誌がある。身近の某研究雑誌は図書のコードを付けてないとかいって、むかし寄贈してなかったらしい。価値がないと自覚していたから寄贈しなかったのだろう。

でもこの前、ナントカ氏の四コマを調べるべく国会のOPACを検索したところ、『まんがタイムポップ』が出てこなかった。入ってないのかな?それともあれは『まんがホーム』の増刊号だったから、そっちの増刊で登録されているのかな?あるいは短期間で廃刊したから(『ジャンボ』に吸収されたような)、寄贈しなかったのかな?

6.国会複写

図書館で複写を頼むと、当たり前だが、1冊まるごと複写はできない。というか、個人でもしてはいけない。でも、すこし感覚が狂うのが、論文集の複写。『某先生なんとか記念』という、一般人からするとありがたくも何でもない本がある。ああいうのには複数の学者の論文がまとまっているのだが、その論文1本が1冊と見なされ、国会に1本の論文の複写を頼むと、「半分のページまでしか複写できません」と言われる。規則ではそうなんだろうが、ちょっと現実的じゃないなあ。

その代わり、雑誌の1論文は全ページ複写できる。やったことはないけど、1雑誌の全論文の複写を頼んだら(結果的に雑誌全部を複写したことになる)、許可が下りるのだろうか?

でも国会(公共図書館も)を利用したときは日本国民のありがたみをしみじみ感じた。大学や研究所に史料の閲覧許可を求めても、普通は断られる。貴重書(でもないんだけど)は専門に入っていたりして見せてくれないか、見せてくれても時間が取れない/かかりすぎるのだ。私学は論外ね、国の金をかなりもらっているくせに見せてくれないから。でも国会やら県立図書館やらは、所蔵機関の規則さえ守れば見せてくれる。あほな学者が横暴なことを要求しない限り、普通の人でも見せてくれる。

もっとも、私は古いものを守ろうという考えには何の共感もできない。なくなっても不都合ないだろう?観光客が減るから困るというのは、現実味があって結構なことだが。


今日は少し寒い。そして無駄に書き散らしてしまった。あんがい楽しい。

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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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