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興亡治乱

さきほど漢字の調べごとをしていたら、「治乱興亡」は欧陽修の朋党論が出典だと知った。てっきり誰でも使う言葉だと思っていたけど、そうじゃなかったんだ、欧陽修なんだ、知らなかった。でも欧陽修より先に柳宗元が使っているんだけど、なぜ柳宗元が出典ではダメなんだろう?

以下、関係ない話し。

このまえ岩文の『孔子家語』を読んだので、また移動中に中国学術名著の『孔子家語』(旧時代の句点本)を読んでみた。が、どうもこれは予想以上に出来が悪いな。文字の誤りが多すぎる。子夏が子貢になっていたり。まぁ字は似てるけどさ。ということで、こういう基本的なところに誤りが多すぎるので読むのは止めた。

孔子家語は四部叢刊本がポピュラーだけど、蜀本の方がいいと言われている。けど蜀本はとても高すぎて手に入らない。そんなら中国あたりに校点本が出てないかと思って調べてみたけど、案外ないのね。書虫に孔子家語(上下)とか孔子家語通解とかいう高い本が売ってるけど、これは何だろう?いや、そもそも発売されたのか?

孔子家語は長いといえば長いし、短いといえば短いから、値段の上下では本の中味が判断できない。ちなみに冨山房の孔子家語はよくない。あれは明の輯佚書(正確には違うが)を本にしているから、既に宋版の発見された現在、あれを用いる必要は存在しない。さしもの漢文大系も孔子家語に関しては利用できない。

そういえば中国学術名著には孔子家語とセットで孔叢子(3巻の影印本)が入っている。孔子家語の出来があまりにふがいないので、仕方なく孔叢子を読んでみたところ、こちらは驚くほどつまらないこと書いてるな。前に読んだはずなんだけど、全く覚えてなかった?

晏嬰先生、「斉の国をなんとかしてもらえませんでしょうか」
孔丘先生、「斉の国?もう潰れるんじゃね?そうだねぇ......あとは田氏かな」

そんなんでいいのかね。

ちなみに孔叢子に孔子の言葉が載っているのは初めの数篇だけで、あとは子孫やら文字(小爾雅)やら、よく分からない上奏文やらがくっついてる。かつて文公先生は「文章が軟弱だから後漢の連中が作ったんだろ」といって譏ったらしい。

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