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雑記

1.自殺率
2.孔子家語の真偽
3.春秋学綱要の解説
4.神祇官
5.詳説政治~
6.先秦両漢典籍引尚書資料彙編
7.お買いどく

(※)以下、本文。

1.自殺率

一般的に男女比では男性の自殺率が高い。また日本は旧共産圏なみの自殺率を誇る。まあ旧共産圏といえば寒いところが多く、寒いところは自殺のおとぎ話をよく耳にするから、そちらで自殺が多いのは、共産圏だからなのか、寒いからなのか(あるいは共産化したから寒いままなのか)、そのあたりはよく分からない。

それにしても日本では毎年3万を超える人間が死んでいるわけだから、単純に考えて、ここ10年で30万以上の人間が死んだことになる。鬱病などの病気を理由に自殺の道を選ぶ人が多いらしいのだが、人口が減少しているとかいう時代に、多くの人間を失っているわけだ。

こういうと不謹慎だが、もしかしたら単純に人間の数を損得勘定で考えたら、打つ手をいろいろ考えられる人が出て来るのかも知れない。同じ人間が死んでいると考えず、したがって失敗しても良心の呵責などなにもなく、ただ労働力の損得勘定だけを考えれば、その手の方面に詳しい人から妙案が出そうな気もする。もっともそんな妙案が人間を幸せにすることはまずあるまいが。

2.孔子家語の真偽

孔子家語の真偽についてまとめておこうと思ったけど止めた。考えたら一銭の得にもならん。知りたい人は大挙して専門家に質問状を投げつければいいだろう。そういうものを解決するために専門家は国から金をもらっているのだ。

3.春秋学綱要の解説

なかなかはかどらない。手がしびれるのもそうだが、集中できない。困ったものだ。たいしたものにはならないだろうけど、なんとか期日までには終わらせないと。ああ、そうそう、今回の補正と解題はネットで公開しないよ。公開したら持って行く意味がなくなるから。でも待っている人はいないだろうから、気にしないでおく。

4.神祇官

大宝律令にも養老律令にも太政官とならんで神祇官がある。三省六部にまねて作りながら、余計なものをくっつけたのは、少なくともくっつけるだけの理由を感じていたからだろう。とはいえ、作ったときに必要だったのと実際に機能していたのとは異なる。存在するものの全てに価値を与えようと考えるのは、歴史を解釈する上での一種の先入観といえるだろう。

もっとも孔子家語の話しではないが、そういう先入観あるが故に発見があるのだから、これは研究上のやむを得ざることとも言える。真実探求心の薄い私は、そういう態度に対して、いつも穿鑿だと批判してしまうが、その反面、自分に出来ないことなので羨ましく思うところもある。難しいものだ。

そうそうついでに言っておくと、私は、歴史的な事柄をあれこれ持ちよってその意味するところを考えるというのは、一種の春秋学だと思う。ただ春秋経文は少ないので、無理をするとすぐバレて顰蹙を買うが、普通の歴史資料はそこそこ残っているので、なかなか嘘がばれない。しかし原理的に春秋経文から事柄の意味を導き出すことが背理であるならば、普通の歴史においてもまた然り。春秋を嗤うものは春秋の罠に陥るのだ。

............なんの話しだっけか?

5.詳説政治~

本書の執筆者は政治問題や社会問題に力を入れすぎて、経済や制度の枠組み、その達成の仕方についての調査が足りないように思われる。被害者の発言は加害者の発言と同じく信頼できないとは、孔丘先生の仰せの通りだろうが、政治問題や社会問題を語るとついつい被害者に肩入れしてしまい、問題の本質を見落とすことになる。高校生が使うのであれば、社会問題や政治問題などは全部削除して、もっともっと制度・法律・経済の原理などに紙面を割き、適切な理解を助けるべきだ。あるいはお金の儲け方(株などを含む)をもっと具体的にレクチャーした参考書であってもいいはずだ。

もう一つ言っておくと、経済になんで社会保障とかそんなものが出て来るのだ。いや、経済と直接関係するけど、なぜそこで社会問題として理解しようとするのだ。経済の中で論ずるなら、経済的な思考法から解決すべきであって、間違っても人権や道徳の観点から解決しようとしてはいけない。

さらにもう一つ、制度や経済の説明になると、とたんに説明が分かり難くなる。これは参考書としてとてもよくないところだ。やはり共同執筆の方がよかったのではないかと思われる。一人でまとめる必要はないのだ。もちろん、なんでも人権と道徳で解決したい人からすれば、他人の道徳が邪魔になるだろうから、一人で執筆せざるを得ないのかも知れないが、そういう本はもともと布教本であって学習参考書ではないだろうし、著者もそう思ってはいまい。学習参考書であれば共同執筆が可能なはずだ。

6.先秦両漢典籍引尚書資料彙編

その名の通り、漢代以前の文献から現行本『尚書』と類似する記事を片っ端からかき集めてきた書物。まえに『尚書逐字索引』とか出していた香港中文大学中国文化研究所のもので、本の形態もそれに似ている。数年前に先秦両漢典籍引尚書資料彙編が出版されたとき、尚書に興味があるからというので購入したまま眠っていたのを、最近になって孔子家語の関係で見つけてパラパラめくってみた。もう頭が凍り付いて使えないが(もともと凍っていたという話しもあるが)、便利本であることには変わりない。

本書は中国の出版物といっても香港のものだが、中国はこういう価値のある編集をよくやる。それに比べて日本の研究は実に手際が悪い。例えば宋代の研究でも、中国がつくった『全宋文』みたいなものは、便利に決まっているのだ。あちこちに散在する資料を片っ端からかき集めてきて、それを全部まとめて整理して、一大叢書として完成させる。もちろん研究によっては原本を確かめる必要があるのもあるが、便利なことは間違いない。少なくともそれをもっておれば(60万くらいする)、稀覯本たると否とを問わず、ほぼ宋代の文集(詩はのぞく)は目に出来るのだ。

それを日本の研究ときては、たまに数十年かけて資料集を作ったと思えば、どうでもいい瑣末な問題に膨大な時間をかけて、挙げ句の果ては完成せずに終わったりする。ひどいのになると、あたかも資料をもつ人間とコネがあるのが業績だとばかり、こそこそ自分だけで資料を使っている。くだらない話しだ。価値がある資料なら、公開してしまうべきだ。公開してみなが見られるようにすればそれでいいのだ。どうせ持っていても金にならないし、金になるなら写真を売ればいいしで、公開して損なことなどなにもない。つまらないことに科学研究費を使っている暇があるなら、そういう有益なものに利用してもらいたいものだ。そんなことをやっている人間が、偉そうに「中国が出土文献を見せない、閉鎖的だ、けしからん」とか言ってる場合じゃないだろう。だいたい、研究は平等であるべきで、どこの人間でも研究が許されてしかるべきなら、中国人がまっ先に研究して、研究し尽くしてから日本人が原本を目にしてもなにも問題ない。ただ単に自分が見たい資料を見せてもらえないから、文句を言っているだけだ。そういう人間に限って資料をたくさん持っている研究機関の学者だったりして話しにならん。そうそう思い出した。こうい学者のおめでたい態度は、例の古墳と同じだ。誰か見識のある人がいっていたが、古墳なんてものは今開ける必要はないのだ。将来の方が技術が進んでより正確に保存調査できるようになる可能性が大きいのだから、いま無理して蓋を開ける必要なんてどこにもない。それを自分が見たいばかりに意味不明な論理を振りかざして蓋を取ったあげくが、黴だらけにして古墳の価値をつぶしましたでは、学者はどんだけ馬鹿なんだと思われても仕方がない。考古学や歴史学に携わる日本の学者が、そういう自分が見たいだけの無見識集団であることが露呈してしまった以上、天皇陵を開けるなんてとんでもない。あれが天皇陵でなくても開ける必要なんて全くない。むしろ将来にもっと謙虚で誠実で思慮深い人々が現れてから、改めて人々と語り合い、できるだけ多くの人の賛同を得て、恭しく墳墓を開けて死者の霊を慰めればよいのだ。どうせ国民が反対しても賛成しても開けるべきだという結論をかえる気のない連中なんだから、そういう聞く耳もたない人の口はもともと力づくでも閉ざさせないといけない。

まあ話しを中国にもどすと、中国史とか中国思想の研究は中国が本場であって、日本の研究は金魚の糞のようなものだから、日本でどうだろうと全くもって無視するに足るようなことなんだろうけど、私が日本人だからか、そういう不手際には敏感になってしまう。

......違う違う、こんな話しを書こうと思ったんじゃなかった。

実は孔子家語を調べていると、尚書の偽古文も本物だという学説を唱えて本を出した中国人がいたというので、気になっているのだ。本の値段は2000円以内だから、思い切って購入するのもありだけど、なんとなく中国サイトの情報から考えて想像できてしまうんだよね。なにか文字の統計を取ったとかなんとかで。でもいい意味で裏切られるかも知れないし、狭い世界でちょっとした話しのネタにはなるだろうから、なんとなく気になっている。

7.お買いどく

検索していたらおもしろいのを見つけた。Yahoo!のオークションで相場より安く売られている。

おおむかしに発売された世界書局の学術名著うんたらとかいうシリーズ:世界書局
四部叢刊の分冊:四部叢刊

先週見つけたんだけど、いくつか消えているから、たぶん買った人がいるのだろう。だからかどうか、珍しい本はないようだが、探せば掘り出し物があるかもしれない。ちなみにいずれも5000円未満なので登録だけしておけば落札できると思う。よく知らないけど。

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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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