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準備中+補

諸般の事情で東都事略と続資治通鑑長編を見比べたところ、やはり読み物としては東都事略に軍配があがるし、調べ物としては長編が圧倒的に優れている。もっとも時間をかけてゆっくり読めるとう余裕のある人なら、長編も充分おもしろい。ただし長編は無駄に重複があって、その点はいただけない。同文館の獄を調べていたら、同じ記述が三回も四回も引用されていて辟易した。「どこどこ参照」と一言書けばいいだけなのに、なぜ重複して記述したのだろうか。ま、調べ事をするのに必要な知識ではないから、放っておこう。

それはそうと読み物として中国の歴史書を読んだ場合、はたしてどのていどおもしろいものか、少し疑問がある。これは中国の歴史書だけではなく、いわゆる歴史書全般について言えることで、むかしの知識人の書いたものだけに、読み手もまた同じレベルの知識人であるだけに、どうしても省略が目立つ。戦前なら通用したかもしれないが、いまさら「天変」を懼れないと駄目だ!とか言われても、現代の人間にはその意味するところが全く分からない。何で?となる。

やはりこの辺りを克服しないと、どれだけ宋代の歴史おもしろいっすよ!と言ってもだめだ。そんな労力をかけてまで読む人は、いちいち言われなくてもしてるだろうし、労力をかけたくない人は、おもしろくなる前に読む気が失せるだろう。うまく説明された概説書(講談社の旧版の『中国の歴史』みたいなやつ)はおもしろいが、これだと学者の解説が歴史書になってしまって、いまひとつつまらん。というか、そういうのは原典から離れすぎていて駄目だ。

大正の時代に社会科学がはやったとき、翻訳とも解説ともつかない本がでまわっていたが、そういうもので少しづつ知識をもった人が増えたとき、ようやく訳本が登場するのかもしれない。なにかしら知識として多くの人に根付くときには、ブームにのってその手の本がまず草を刈っていくのだろう。

って、誰にむかって言ったわけでもないが、ともかく負け犬よろしく吠えてみた。

(※)以下、追記。

どうでもいいが最近の日本は潔癖症の人が多いな。でも澄みきった川には魚もすまないし、人間それほど美しいもんじゃないだろに。逆に怖いのが、あんまり潔癖症でいくと、開き直る人間がでてくることだ。追い詰められた人間はよく開き直るが、自分の支持基盤を日本に置いていない人間も、その気になれば開き直ることができる。前者は個人の幸せにひとかたならぬ破壊力をもたらすが、後者は世の中を滅ぼすぞ。

まあ、そんなに必至に調べてるわけじゃないんですけどね。昨日の曾布じゃないですが、試験勉強のときに掃除がしたくなる心理(私にはない)と同じかどうか、余計なものにおもしろみを感じてしまう。やはり何かを成し遂げるには禁欲的であるべきだと思った次第。

コンビニのコピーってA5は印刷できないんだ。そこは強引にA4用紙でコピーしてくれてもいいのに、「データからだと駄目です」とか言われた(コピー機にね)。そう言えば、むかしレーザープリンタで印刷しようとしたとき、「用紙サイズがちげえよ、変えろ、このボケが!」と機械に怒られたことがある。むかしの手差しだと文句を言わずに印刷してくれたのに(小さい紙にでかい印刷するとちと厄介だけど)、性能があがると融通が利かなくなるらしい。

いまさらInDesignのcs2をいじってpdf化する。............使い方忘れた。文字が枠からはみ出るんですけど、どうやって文字流すんだっけか?基礎すら覚えてない。いそいで解説書を探したら、本棚の底でぐにゃっと曲がって睨んでた。ひーー!!

政治史(政争史?)は俗だからか、はたまたブツブツ史観のせいか、宋代史の概説書はやたらと法律と制度と経済の話しが多い。最近は文化史や宗教史も幅を利かせている。しゃるるまーにゅがどうとかより、おふらんすの文化が大事だとか、よく分からんのが西欧史の本にもあるから、中国のもその真似だろう。はっきりいって迷惑だから止めて欲しい。

しかもそこに書いてあるのは、シャルルマーニュの名前くらい知らないと意味不明な内容ばかりだ。あのねえ、学者は先行書籍を読んでるから知ってるだろうけど、普通の人はそんなの読んでないのよ。暇じゃないのよ。概説書を出すなら、その辺はちゃんと考えておいてもらいたい。そう言うのに限って、研究の棲み分けをしないから、専門書でも同じように軟弱な内容だったりする。研究書は晦渋難解でいいんだよ!

宋代の歴史もそうだが、同じ傾向は唐代の歴史にも言える。唐代も前半部分は政治的なのが多いのに、安禄山の乱あたりから経済史っぽくなる。戦後しばらく経済史がはやって、経済的にものを見れば真実が分かるとか、そういう寝言を信じている人がいたからな。経済知ったら何で真理が分かるのか、違う時代に住む私には意味不明だ。仮にそうであっても、唐宋の経済資料なんて少なすぎて推測が多すぎる。無理すんなと肩を叩いてやりたいものだ。

ということで、異常に細かい政争史も困りものだが、有名どころの政争くらいは細かく襲った本があってもよさそうなものだ。十八史略?あの日本人しか読まない本ですか?出来がいいと言う人もいるが、どうだろうねえ。いや、粗雑だとかいうのではなく、そもそも(むかしの)中国人の読書スピードは異常だからなあ。通鑑系列の本を平気で大学生の宿題にするくらいだから、十八史略なんてのは一時間くらいで読み終わるつまらない本なんじゃないかなあ。日本でいう「マンガ日本の歴史」みたいな。

曾布の日録(曾公遺録)どこいった!と部屋のなかを調べまわったら、なんと目の前に置いていた。漫画のような展開だが、現実は冷たいもので、笑いが起こるどころか非常に憤慨した。

中国歴代服飾芸術この手の写真集は便利なんだけど、「絵」の写真が多いんだよね。写真だったら真実というわけではないが、嘘っぱちの絵もあるから、間違った妄想をくりひろげてしまうかもしれず、怖いところもある。洪武帝の肖像がみたいに。

さっきはああ書きましたが、セブンイレブンのプリンタは性能いいですよ。でも紙のサイズはどうにもならないようです。私の使ったところはA4のみで、B5も駄目でした。デジカメとかの印刷は紙の大きさが決まっているので、案外うまくいくのではないですか。それに使う人も多いでしょうし。だから逆に言えば、A5みたいに特殊な用途しか使わない紙は無理なんです。この前は印刷所(コピー機がたくさん置いてあるところ)にいったら、「A5?無理です」とかいわれて門前払いされましたよ。まあ、そこの印刷所は無人じゃないので、こっちからA5用紙を持って行けば快く印刷できるんですけどね。

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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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