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季節の雑談

1.あにめ1
2.あにめ2
3.『東都事略』
4.四コマ
5.似て非なるもの
6.金瓶梅でも
7.古書
8.格言

※以下本文

1.あにめ1

一年に一度くらい頭をよぎる曲があって、それが何なのかずいぶん前から気になっていた。どうせ私の知っている曲だからアニメのOPだろうと思っていたが、昨日、偶然その正体が分かった。『銀牙 -流れ星 銀-』のOPだった。あ~これだったんだね。懐かしいなぁ。熱い話だったなぁ。やはり熱い話はいい。

2.あにめ2

ついでにもう一つアニメのはなし。絶対衝激というOVAの最終巻を見た。

2年ほど前に絶対衝激というよく分からん企画が始まって、その一つとしてOVAが発売された。まぁこの企画がエロを売りにした中身のないものであろうことは、公式サイトを見ればすぐに分かるので特に気にとめることもなかったのだが、OVAの最終巻(第五巻)がびっくりするくらいダメなできだったというので、長いあいだ何となく気になっていたのだ。

なんでもバカとエロを売りにしていたはずなのに、最後だけ異常な鬱展開だったとかなんとか。

感想:アニメ「絶対衝激~プラトニックハート~」第5話(最終話)(セントラル・ステーション分室)

で、その念願の最終巻をようやく見たという話。

方々から批判されまくりの第五巻、みなさんの感想を裏切り、単体だと結構おもしろかった。まあね、大事なシーンでなんで作画が崩れるかな、これOVAだよね?とか、アニメでありながら何故かセリフだけで主人公をいびり倒す斬新な手法に驚いたりと、そういうのはあったが、言われるほどひどいものだとは思わなかった。

上のブログに書いてあるように、主人公に復讐を誓う人々が友人を装って近づき、主人公をプラトニックなんとかという戦いに参加させ、最後の勝利を手に入れさせてからネタバレし、いびりたおすという、そういうちんまい復讐劇で、いびる方法もありがちなものばかり、しかもいびりの大半がセリフだけというのだから、あまり臨場感はなかった。

が、どれほどマンネリでもいい、いかに型どおりでもかまわない、やはり復讐劇というのは見ていて気分が爽やかになる。なかでも主人公を精神的に追い詰めた後、拳銃で自殺しろとか脅すシーンがあるんだけど、それをめぐって、「やっぱり×××きやがったこいつ」ってセリフが笑えた。チラッとだけど。

......こう書いてしまうとあんまりおもしろくなかったように見えてしまうな。いや、でもそこそこおもしろかったよ。あまり臨場感のあるセリフではなかったけど、部分的に雰囲気でてたのもあったしね。やっぱりなんだかんだいっても復讐劇だよね。

そういえば主人公(名前は忘れた)の声は名塚佳織さんが担当してたんだね。声聞いたとき、全っっったく似つかわしくない展開なのに、未夢を思い出したよ。いや、エリスでも会長でもいいけど。

3.『東都事略』

少し端折ったけど、予定のところまで進んだのでこれで終わり。次からは再び春秋学にもどる。劉敞の意林か権衡かで迷ったが、ここは権衡でいこう。意林は権衡がなくてもおもしろいが、特殊な専門家以外は意林の言わんとすることが分からないだろうから。そもそも春秋の経を読んでああたらこうたら言われても、普通の人には理解できない。その点、権衡は三伝を批判したものだから、まだしも理解しやすいだろう。で、とうめんは権衡の中でも左氏伝を批判した部分を取り上げることにした。訳文をブログに載せるかどうかはまだ未定。これは完成すれば冊子にまとめるつもりなので、ブログに載せる必要もないといえばない。

4.四コマ

都波みなとさんが『まんがくらぶオジリナル』で「ヒナ書房へ行こう」というのを連載しているらしい。いや、さっき確認してきた。知らなかった......これからはできるだけ見るようにしよう。

5.似て非なるもの

人間には譲れない大事なものがある。その大事なものが滅多に危険にさらされない場合はともかく、四六時中、そこらへんのものと擦れあっていると、なかなかどうして四六時中それに頭をなやまされる。

私にとって宋代の歴史というのは、あまり大事なものではない。はっきりいえば、おもしろくなるなら嘘っぱち書いても良心の呵責に苛まれることはない。いや、金になるなら別に嘘書いても別段なんとも思わない。私にとって(あくまでも私にとって)歴史のことというのはその程度の価値しかない。

そうね、一句ひねると:

   ウソでいい  カネになるなら  宋代史

ってとこかな。ああ、宋代史を中国史にしても同じ。歴史としてもいい。

ところが春秋はそう簡単にはいかない。そもそも春秋の本義は私の求めるところであって、そこに嘘をついても意味がない。そもそも嘘をつくくらいならはじめから本義の探求などしなくていい。だから春秋について嘘を書くことは出来ない。少なくとも私が正しいと思えることでなければならない。

すなわち逆に言えば、私の求めるものが他者の利益となるか否かは端っから問題ではなく、また私が正しいと信ずるところと世間一般との認識がどれほどずれていようと、これも端っから問題ではない。結局あるのは私自身だけだ。まあ私自身というのはいい加減な概念ではあるけども。

こう考えるとどっちもどっちだな。

6.金瓶梅でも

おおむかしに挫折した金瓶梅に再び挑戦しようかな~といい加減な気持ちでググったら、ソー○ランドがいっぱい出てきた。......さすがにうざいな。

『金瓶梅』をwikiで調べたら、「写本で出回っていたころから、すでに好意的な評価から否定的な評価まで様々であった。上梓当時は禁書とされたが、その赤裸々な性描写や痛烈な社会批判の内容ゆえに広く読まれた」って書いてあった。

上梓禁止の前半はよく分かる。いつでもエロは売れる。それはいい。が、『金瓶梅』って「痛烈な社会批判」してたかね?ここらは難しいところだな。調べる方法は簡単で、『金瓶梅』がどのような人々にどのような形で広まり、どのようなところが重視されていたかを明らかにすればいいのだが、こういう研究には往々にして研究者の先入観が強く入る。

例えば、『金瓶梅』の本文に社会批判と思われる発言があったとて、それが聞き手読み手に重視されていたかは別問題だ。聞き手読み手はエロしか興味なかったかもしれない。それを学者がもっともらしく「社会批判を旺盛にしていた」みたいな毒にしかならない発言をする可能性もないではない。こういうところはよくよく注意しておかなければならない。

もちろん『金瓶梅』が「痛烈な社会批判」をしていて、読者もそれを認識していたというのなら、それでいい。何も問題ない。そうだったというだけだ。そもそも学者が正しい研究成果を出すのは当たり前のことだから、それを学者が指摘しても、ひとつも学者を褒めることではない。「ふ~ん、分からなくてもよかったことだけど、そういうことだったんだね」といっておけばいい。

なににせよ、「社会批判」とか「反権力」とかいう反人間的な発言が見られる場合は、出来るだけ疑ってかからなければならないのは、人間としてのマナーといえる。

まあ同じ社会批判でも『動物農場』みたいな共産主義を批判した本はおもしろい。......あとでファシズムも批判していたことを知ってちょっと失望したけどな。

ついでにもう一つ、wikiの記事に「現在では、作品に貫徹する批判精神にとんだリアリズムを以って「中国近代文学のさきがけ」と高く評価されている」と書かれてあるけど、裏を返せば、『金瓶梅』は歴史的使命を終えたゴミ本という理解でOKということかね?ま、裏は必ずしも真ではないから、そういう意味で理解する必要はないんだろう。

さて、『金瓶梅』のいいテキストも手に入らないし、読むは止めよう。春秋に忙しいときに余計なものを読んでいる場合ではない。

7.古書

高畠関係の古書を調べていると、よく「あきつ書店」というのに引っかかる。ここの書店、異様に値段が高いけど、珍しい古書を多く取りそろえていると見える。ふむ、いろいろドラマがありそうだな。知らんけど。

8.格言

劉敞の権衡を読もうと思いつつも、秦山先生も捨て難い。手簡でも読んでいきたい気分だ。日本は神の国とか。

それはそうと、やはり格言というのは苦難の道を歩んだ人のものでないと真実みがない。栄達だけが人生のすべてでないとはいえ、波瀾万丈であれ、順風満帆であれ、なんであれ、最終的に成功した人間の発言は聞いてもおもしろくない。その種の人間の発言は、そもそも人間立派である故にそうであったのか、たまたま節を屈す必要のない環境にいた故にそうであったのか、分からないからだ。最後までうまくいかなかったにも関わらず、自己の所信に忠であった人間の発言こそ重みがある。その意味からすると「なにがしかの成功談」なんてのは人生訓として最もつまらない読み物の部類に属す。

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Author:awatan
HN:江藤清通
かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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