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霜月雑感

1.すばらしい発言を見つけた
2.例の堺の本
3.昨日の
4.Foxit Phantom PDF Suite Premium

※以下本文

1.すばらしい発言を見つけた

『燧袋』第九冊の「解題にかへて」で吉村淑甫氏がすばらしい発言をしていた。

化成期文人の学術的指導の位置にあった宮地仲枝は秦山翁の直系で、いはば神典・古学の方面を継ぐ人であった。この宮地が晩年になって面白いことをいっている。この話は関田駒吉氏の文章中に指摘されたことだが、つまり、宮地がある日「秦山集」を読んでいて、突然心境に変化来し“今日から後は儒書に意を用い、旧を一新して愧悔の万分の一を償ひたい"といったというのである。関田氏はそれについて「土佐の学術が余りに記録の書に耽り、国学和歌に馴染み過ぎて、指導精神の弛緩に気がついたのであらう」と、さらに「群書類従の感化も誤れば町学者を養成するのみ」との一言を添えている。

この言辞は、当時、武藤父子をはじめ、奥宮、稲毛、楠瀬、等々宮地の指導下にあったと見られるいわゆる和学者連中の業蹟への鋭い皮肉にきこえるではないか。……一流の学術家は老年になるといわゆる判断力、豫断力が発達してきて、むしろ抽象的な咸言(ママ)風の詞華を好むようになるのではなからうか。……つまりそれは倫理道徳とはいわないまでも、抽象的に人間の生き方はこうだということの判断ができなくては駄目だといっているように思う。……やたらに古実マニヤのようなことをしていても、いつかは不満足に落入ることがあるのではなかろうか。



吉村氏の発言に深い感銘を受けるとともに、改めて秦山先生の偉大さが偲ばれる。

2.例の堺の本

黒岩比佐子氏の『パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い』が本屋に並んでいた。高畠氏について一章を割いているというので気になっていたが、予想通りというか、従来の所説と変わりなく、特に得るものはなかった。高畠関係については従来の研究書をもとに再構成したように感じられる。もともと堺利彦について書いたものだから仕方あるまい。

3.昨日の

昨日引用した文献に手を加えてみた。日本の古文はどのていど手を加えていいかわからない。まぁ、いちいち断ることではないけども。

4.Foxit Phantom PDF Suite Premium

そうそう先日Foxit Phantom PDF Suite Premiumを使う機会があった。かねてより速い速いと聞いていたので、どれほどのものかとわくわくしていのだが......

使ったパソコンがそこそこの性能だったのか、AdobeのReaderくらいだと1,2秒で起動できるのだが、それでFoxit Phantom PDF Suiteを起動したところ、単に起動するだけで5,6秒かかった。???これ遅いんじゃないのか?

そのあと人に聞いたら教えてくれた。「比べるものを間違ってるよ~、リーダーと比べてどうすんのよ。しかもリーダー常駐させてるでしょ?」

あぁ、なるほど、Foxit Phantom PDF Suiteを単なるAdobeのReaderより速いと思っていたからびっくりしたのか。比べるならAdobeのAcrobat本体でないと駄目だよね。そうだよね、Acrobatと比べたらすっごく速いものね。

それからFoxit Phantom PDF SuiteをつかってPDFを編集してみたけど、なるほど確かに快適だ。気持ちいい。それに「速さ」の意味に気づいてみると、遅いとも思わなくなった。人間の感覚なんていい加減なものだな。

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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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