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神楽月雑記

聞いたところでは、AdobeReaderは本体を常駐させているのではなく、起動を速めるreader_sl.exeというプログラムが常駐しているそうです。詳しく知らないので全くの人からの受け売りですけどね。ちなみにindesignは初回起動時20秒以上かかります。2回目は3,4秒ですけど。(昨日の記事を繰り上げ)

『秦山集』

あれは著作者ではなく、強いていえば校訂者だと思うけど、面倒がおこると嫌なので止めておこう。ちなみに肯定者にまで著作権が及ぶとなると、例の青空文庫の古典関係は壊滅する。別に構わないけど。まあ、こっそり中国のサイトに流してもらうというあくどい方法もないではない。

一番確実なのは松本氏の没年を確定することで、これが51年前だと全く問題なくなる。前から気になっていたので、機会をつくって一度調べてみよう。って、調査の範囲はあれとあれとあれを見るだけで、それに載ってなかったらお手上げだけど。

......ちょっと知ってる人が論文で触れているらしい。没年が確定できたかは不明だが。でも知り合いというだけなので連絡のとりようがない。

名大の古典なんたらデータベースに『三略注』があり、その注記に「題簽下部に「松本豊多自筆」。巻首「大正六年十一月二日起草於市谷寓居/松本豊多」。奥書「大正六年十一月二十日卒業於市谷寓居松本豊多于時七十一歳也」」とあるらしい。う~む。しかし市谷ということは東京在住か。

ググったら論文が出てきた。私が調べる予定だったものは調べられていた。おかげで手間がはぶけた。結果、分からないらしいけど、別の方法で、弘化三年の生まれだと計算してあった。上の名大の記事から逆算すれば、弘化四年が一歳になる。歳の計算は結構ややこしいけど、生年を一歳とみるか、次の歳を一歳とみるかで少しかわる。次の歳を一歳と考えるなら、弘化三年の生まれ、生まれた歳を一歳と考えるなら、弘化四年(1847)の生まれになる。

ということで、仮に近くをとって1847年生まれとした場合、明治元年は二十二歳、大正元年は六十六歳、昭和元年は八十歳、敗戦の1945年は九十九歳、問題のいまから51年前=1960年は一百十四歳となる。今生きていれば、一百六十四歳。さすがに一百六十四歳はないとして、たしかに51年前も厳しいようには思う。だから文化庁の裁定が下ったのだろう。一百十六歳まで生きていてもおかしくはないので、確かにこれだと断定まではできないな。あと調べられるとすれば、この人の友人の記録を見つけるか、さもなくば親類に当たるしかないな。

知らなかったけど国会図書館(近代デジタルライブラリー)にも秦山集の準備があるらしい。でも館内限定公開になっている。「著作権処理が完了していないもの(館内限定公開資料)については、館内でのみ、閲覧・複写が可能です」(PDF)とあるな。館内限定公開のすべてが著作権処理未完了なのかは不明だが、なにか引っかかるものがあったのだろう。

......だろうか?三宅尚斎も限定公開になっている。尚斎のものは岡直養氏が手がけているので、ここに引っかかったのかもしれない。確かに岡氏の没年も分かりにくい。しかしある文献によると岡氏は昭和二十四年に亡くなっているので、著作権は切れている。

よく分からないけど、秦山集の著作権がきれいになれば国会で公開してくれるみたいだから、私が無駄な時間を使う必要もあるまい、という結論に達した。

しかし国会もいい加減だな。著作権関係がきれいになってないから限定公開というのは理由にならない。著作権をどこまで保護するかという問題は別にして、それを前提に運営するのであれば、きれいになっていない権利があるのなら、限定公開でも許されないはずだ。館内公開も禁止すべきじゃないのだろうか。それとも原本保存の意味で館内公開なんだろうか。まぁそれなら分からないでもない。

でも秦山集は著者が谷重遠で出版社は谷干城になってる。これで駄目なんだから秦山手簡はもっと無理だろうな。しかもこれがややこしいのは、編者が稲毛実(1786-1868)だとうだけでなく、一般に使われる青楓会のものは、これにさらに秦山の書簡を集めているところだ。しかも秦山の書簡の所有者が別にいることになるので、それを無視して勝手にデータ公開していいのかということにもなる。権利関係はややこしい。これでいいかどうかは別として。その意味では中国は「進んでる」なあ。

著作権と言えば、岩文の太極圖説も著作権切れてるな。片方の人も1945,6年にシベリアで亡くなってるし。

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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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