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夢で劉敞を見た(ほんだい)

私のことじゃなくて萬斯大のことです。さすがに私も夢で劉敞に会ったことはない。劉敞の遺著がこんなところに残っていたのか!という夢を見たことがあるに止まる。目が覚めてから大いに失望したのは言うまでもない。

それはともかく、萬斯大は春秋と礼の解明に尽力した人物で、いちどは膨大な春秋経解をあさって二百四十二巻にまとめたことがあったらしい。二百四十二巻というからには、春秋二百四十二年にちなみ一年一巻かとも推測されるが、息子の説明によると「事」をまとめたものだったそうな。しかしその膨大な書物も出来たとたん火事で焼けて灰燼に帰し一字も残らなかったという。

萬斯大の落胆は甚だしいものがあったらしいが、それにめげることなく、後々に再び春秋経解の輯集をはかり、精要をあつめて独自の注解を施し、春秋学の集大成を企図した。しかし昭公まで終わらせたところでついに力尽き、朦朧たる意識の中、夢見心地で、劉敞にあったとか、左伝のどこどこがこうたら、とのたもうてお亡くなりになったらしい。

彼の研究はどちらかというと××××で、××××なところに特徴があり、××××といえる。とはいえ劉敞の研究に執着を見せたというからには、やはり××××な感性を持ち合わせていたものと推測され、××××の××と言っても差し支えないだろう。彼も××××なのだ。私などは劉敞の××××を見たところで××××としか思えないが、萬斯大ともなると××××と思えたのだろう。さすがに××××なだけのことはある。

宿願を果たせずに死んだからには、萬斯大もさぞや心残りだったはずで、その意味では不幸なことではある。しかし萬斯大ほどの学力をもつ人間にして然りとすれば、それに及ばぬ人間は大いに身の引き締まる思いで学問に打ち込まねばならぬわけで、その点から彼の生涯を見れば、また別の感慨を与えてくれる。優れた学者の真摯な努力ほど後学を叱咤激励してくれるものはない。

ちなみにその遺著・學春秋隨筆は四庫存目に落とされ、四庫官からああだこうだと非難を受けているが、皇經解にはちゃんと収められている。彼の研究結果の是非はいろいろ論法できないでもないが、春秋学を志すのであれば一度は目にせねばならぬ書物の一つといえる。若干書き方が独特だけど。


という話を前に書こうと思って忘れていたのだった。學春秋隨筆がどういう書物かは、清經解に入っているので自分で読んで下さい。おしまい。


補記:

『漢辞海』第三版が発売されたらしいので、さっそく比較的大きい書店に行ってみたが、第二版が平積みされていた。第三版が売ってないのはしかたないとして、第二版を平積みして売り出すのはよくないと思ふ。しかし地方は発売がおそくて困る。この分だと入手できるのは最短で月曜日になりそうだ。はやいところ崩壊した第二版を棄てたいのに。

四コマ:

キルミーベイベー (3) (まんがタイムKRコミックス)キルミーベイベー (3) (まんがタイムKRコミックス)
(2011/02/26)
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おお、キルミーベイベーの三巻が出るのか。これは買わなければ。

ついでに:

黒い京子ちゃんはいい。

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かつては春秋学・宋代史・南学(秦山関係)関係の記事を中心に書いていました。最近は開店休業状態で、数ヶ月おきに思いついたことを書いてます。

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